海外携帯電話
海外ローミング

 2002年イタリア滞在の時も海外ローミングを行ったが、その時に比べると今回のカナダは楽に対応できそう。その理由は一般的にはここ数年で各プロバイダーの海外ローミングサービスが充実したこと、個別的にはイタリアでは借りた部屋に電話回線がきていなかったので携帯電話接続だったが、カナダでは電話回線を利用できることによる。

Chucowの接続環境
パソコン IBM、B5ノート型、ThinkPad i Series 1620 2662-3F7
WindowsMe、CD-R/RW付
SOーNETの接続料:ブロードバンドコースの場合→アメリカ等「エリアチョイス」の国は無料。カナダ等「GRICグローバル」の国は月5時間までは使い放題、超過は10、5円/1分。
とことんコースの場合→エリアチョイスの国は無料。GRICグローバルの国は月10時間までは使い放題、超過は10、5円/1分。
ブロバイダー SO−NETの海外ローミング
接続方式 SO−NETが提携しているGRICを利用
電話料金 カナダの市内通話は電気代に含まれ、無料。
 2002年の頃は海外ローミングに関してSOーNETのサービスが優れており、わざわざ他のブロバイダーからSO−NETに変更した。3年経過した今日(2005年5月)では各ブロバイダーのサービスが向上しており、SO−NETの優位性はほとんどない。
しかし、HPのURLならびにMailAddressの変更を伴うブロバイダー変更をするほどの差はないと判断。


ご参考までに
主なプロバイダーの海外ローミングサービスの一覧を掲げる。
NIFTY 定額制使い放題。¥3,150/月。主要30カ国以上、22,000箇所拠点。
YahooBB 従量制。¥21(税込)/分。
OCN 従量制。NTTコミュニケーショングループ(5カ国のみ)¥10.5(税込)/分、GRIC¥18.9(税込)/分
PLALA equant(主要国946ポイント)は無料。他に従量制のipassもある。
AOL アメリカ、カナダ等12カ国は無料。その他108カ国は従量制。

国別電話・電源一覧表

海外通信マニュアル

接続テスト
 初めての海外ローミングの場合、ブロバイダーのマニュアルにより設定を済ませても、現地で実際につながるか不安が伴う。
SO−NETを例にとって、日本でテストのやり方を示す。
@ ダイヤルネットワークの設定 どのブロバイダーでも、設定のマニュアルをHPで用意しているので、それに基づき設定を行う。 モデムは普通回線用のものを選択。GRIC等ローミングの接続拠点は日本の地元ポイントに仮に設定する(各プロバイダーのローミングサービスの接続ポイント一覧で確認。PLALAは日本の接続ポイントがHPにでているが、SO-NETのHPには出ていない。SOーNETについてはGRIC MobileOfficeからGricDialをダウンロードし、最寄のアクセスポイントを確認。)。
A 接続は日常使用しているブロードバンドから外し、電話回線に直繋ぎとする。
B 以上のテストで接続できれば、設定が正しいことは確認。しかし、現地で100%大丈夫とは言い切れない。回線環境、現地拠点の電話番号の設定の仕方など、実際にやってみないとわからない要素がある。2002年の時も、イタリア各地ですべて接続できたが、スイスではうまく行かなかった。今でもその原因がわからない。したがって、出来るだけの準備をして出かけても、ダメな場合もあることを頭の隅に残しておくしかない。
実際の接続 (以下の記述は一部滞在日記と重複))
到着した日、アパートで早速インターネット接続を試み、普通回線でGRICの接続ポイント経由でso−netに一発で繋がった。
ADSL回線への接続
 
普通回線ではHPの毎日UPや、インターネット活用に関しては不自由。こちらでのサポートをやっていただいているWonderland Tours社さんから会社のADSL回線でテストし、うまくゆくのなら同じShawケーブルで繋いだらどうか。費用はそんなにしないはず、という申し出を受けた。
テストの結果、Shaw社のADSL回線に繋ぐだけで接続に必要な環境が作られ、インターネットへの接続、日本のブロバイダーを経由して、メールの送受信にも成功した。
後日、電話による申し込みで、モデム付回線を繋ぐ簡単な設置工事が行われた。利用料は月数千円、2ヶ月契約も可。

海外携帯電話

  2002年イタリアで買った携帯電話(Ericsson T39)をCanadaへ持ってゆくつもり。
主な使用目的はカナダ国内の通話、国内旅行時のパソコン接続(通常はアパートの固定電話を使用)。
この携帯はGSM方式で、ネットワークは900/1800/1900の3Bandが可能、料金はプリペイド式CIMカードを挿入すれば使える。さらにUSBによりパソコンへも接続できる。世界の130カ国以上で使える世界標準だが、日本では使用できない。
CanadaはGSM1900、CIMカードも簡単に購入できることが判明。CIMカードは主に使用する国のカードを購入する必要がある。そうでないと通話料金安のメリットがない。また例えばカナダのCIMカードは日本でも買えるが、現地で買ったほうが安い。
GSMおよびCIMカードについてはEricsson社のオンラインサポートにメール照会で確認した<questions.us@support.sonyericsson.com> 。このメールアドレスへEricsson社のHPから行き着くのにえらく苦労した。照会先をわざと分かり難くしてあるのではないかと勘ぐりたくなるほどだ。
 CIMカードの消費量は¥7/分程度と推定、日本の携帯電話を持参する場合よりはかなり安いはず。
例えば Vodahoneはアメリカ・カナダ国内通話¥125/分。

このEricsson携帯電話についてはイタリア、スイスで使用実績があるが、カナダにおいても以上の調査から理屈上は使用できるはず。しかし実際のところは現地でCIMカードを携帯に挿入した後液晶にスタートの反応があり、CIMカードのIDを電話局に登録出来て初めて使用が確認できる。<結果は現地でUPします>

海外ローミングおよび海外携帯電話については海外通信マニュアル(愛知工業大学 情報通信工学科のサイト)が好かった。何度か質問し早い回答が得られた「掲示板」が休止中だが、早期の再開を期待する(サイトの情報が古くなっており、サイト全体が実質休止中かもしれない)。
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